2009年5月4日月曜日

エコが描く未来

日本は低炭素社会への転換の方法として、自然エネルギーの発電量を増やした
り、新技術を開発することや、次世代自動車に移行していくことなどが目標となっ
ています。

ところがその日本の戦略に最も欠けているのが、バックキャスティングという考え
方です。

バックキャスティングとは簡単に言えば、「あるべき姿」を明確にして、それに向
かうロードマップを描くことです。


目標を決めて、それに向かっていくことは同じなのですが、その目標をAS-IS(現
在)の問題を解決しようとするか、TO-BE(なりたい姿)を描いて、それに向かってい
くかの違いです。


日本では2050年にどういう都市が必要なのか、どういう暮らしっぷりになっている
のかまだ明確になっていません。

ところがすでに世界では「あるべき都市」が計画され、作られ始めています。

その中でも特筆すべきものの一つが「マスダール・シティ」です。


マスダール・シティはUAE(アラブ首長国連邦)に計画され、年初から建設が開始さ
れ始めています。

マスダール・シティはゼロ・カーボン・エミッション、つまり二酸化炭素排出がゼ
ロとなることを目標として計画されています。


二酸化炭素の排出をゼロにするために、
(1)自動車の無い都市
(2)自然エネルギーを最大限利用
(3)ごみの完全リサイクル
(4)廃熱利用
(5)水の循環利用

などの特徴があります。

マスダール・シティはアブダビの郊外、およそ6.5km2のエリアに5万人が住
む都市として計画されています。

まず自動車の無い都市とするために、人口密度の高い住宅構造とし、どの家からも
半径200m以内に公共交通手段の駅を用意しています。

公共交通には電動自動車や長距離移動用のLRT(Light Rail Transit)が準備さ
れ、道路は実質的に歩行者のものとなるようです。

さらに電動外部からの自動車の乗り入れも禁止し、まちの入り口にビジター用の
パーキングが準備されています。


砂漠地域の建設ですから、灼熱の大地とどう共生するかと言うことが問題です
が、エネルギー源には潤沢な太陽光発電や風力発電をつかい、都市の郊外のプラン
テーションで作られるバイオ燃料、太陽熱を集熱して得られるお湯、廃棄ごみの燃
焼で得られる熱を再利用し、さらに、地熱ヒートポンプによって、地下の冷気が冷
房に使われます。

風の通り道についても考えられており、海からの冷気を取り込み、砂漠からの熱風
を遮るように方向や住宅が設計されています。

まさに、地球環境へのストレスを小さくし、持続可能な都市として私たちが将来目
指すべき都市像を作り上げようとしているのです。

「あるべき姿」を描けない日本は、マスダール・シティに学ぶべき
 ことが多いと、私は思います。


 【参考】
  Masdar Initiative
   http://www.eco4u.jp/url/masdar_initiative/

  Masdar Initiative - Worlds First 100% Carbon Free Community
   http://www.eco4u.jp/url/carbon_free_masdar/

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<strong>近所の人と自動車や電化製品を共有する </strong>

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2009年5月3日日曜日

エコエコベース

日本は、他国と比べて降水量が豊富で、河川からの取水量が一日一人当たり
1,830リットルにもなります。

そのうち生活用水(家庭、事業所、公共施設の用水)では、一人当たり、310リッ
トルの水を使っています。


人間が生きていくために最低限必要な水は一日一人当たり3リットルですから、そ
の100倍を使っていることになります。


家庭で使う水の内訳は、東京都水道局の調査では、

<table><tr><td>トイレ</td><td>28%</td></tr>
<tr><td>風呂</td><td>24%</td></tr>
<tr><td>炊事</td><td>23%</td></tr>
<tr><td>洗濯</td><td>17%</td></tr>
<tr><td>洗面その他</td><td>8%</td></tr></table>

となっています。

水道から取れる【飲める】水のほとんどを、排泄物と垢など、汚れ物を洗い流すこ
とに使っているのです。

そう。お尻を洗うのも飲める水ですね。


飲める水を、【洗う】ことに使って、ペットボトルに入った海外からの輸入水やミ
ネラルウォーターを飲んでいるのが私たちの現代の標準的なライフスタイルです。

水道の水は飲めないから飲まない、という人が多いのなら、水道水の品質を落とし
てしまって、洗うことにだけ利用するようにしたほうがいいのじゃないでしょう
か。

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<strong>雨水浸透ますを導入する </strong>

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エコ・スピード

「北極の海氷が溶けはじめている」というニュースを耳にされたことがあると思い
ます。

北極圏にはほとんど大陸が無く、海ですが、海が凍りついているというよりは、氷
が浮いている状態です。

北極海氷には万年氷と一年氷があり、一年氷は夏になると溶けます。

万年氷は夏でも溶けない氷です。

ニュースで溶け始めているというのは、万年氷のほうです。

今年の夏はさらに溶け、30年前と比較して1/3が失われ、このままのペースで
は、2030年にはすべての氷が溶けてしまうといわれるようになりました。

(参考)<a href="
http://nsidc.org/news/press/2007_seaiceminimum/images/20070917animation.mov
" target="_blank">北極海の氷の遷移動画</a>

北極の氷が溶けると海面上昇が起こって、海抜の低い地域は海に沈むといわれるこ
とがありますがそあれはウソです。

北極海の氷は浮いている状態なので、溶けても海面下の体積は変わりませんか
ら、海面上昇はおこりません。

ただし氷が溶けることで、先にお話したシロクマやセイウチ、キツネなどは暮らせ
なくなりますので、絶滅の危機を迎えます。

シロクマやアザラシと共存しているイヌイットのような人々の生活も一変するで
しょう。

セイウチが大量に食べる二枚貝は増え続けるでしょうし、海水温度が高まると今ま
で北極圏で存在しなかった動植物が繁殖し始めるでしょう。

さらに、氷の中に閉じ込められている古代の微生物や植物の種子が生態系に危機的
な変化を巻き起こす可能性がある、との話もあります。

いずれにせよ、生態系には影響が出るでしょう。


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<strong>電気自動車を買う </strong>

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エコライフをマーケティングする

トヨタがiQ(アイ・キュー)という小型車を開発し、チョロQのようなスマートなデ
ザインと、プリウスをしのぐ燃費の良さで、話題をかっさらっています。

また、ヨーロッパ・ルクセンブルクのMDIというベンチャーは圧縮空気を動力源とす
る「エアポッド・ワン」という自動車を開発。
http://www.mdi.lu/english/airpod.php

「コンパクト、スタイリッシュ、低炭素(エコ)」

これからのひとつのライフスタイルを示している気がします。

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<strong>自然を破壊しないレジャーを選ぶ </strong>

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地球リカバリー

地球の資源には、すでに貯められているものと新しく生みだされるものがありま
す。

 私たち人間はその資源を使っていますので、

  (すでにある資源+新しく生み出される資源)−消費する資源

 この値が、マイナスになっていると、いつか資源はなくなります。


 家計と同じです。

  (貯金+今月の給料)−今月の消費

 これがマイナスになっていれば、いつか破綻します。


 この値をプラス、少なくともゼロにすることが持続可能な資源の使い方です。


 何億年もかけて作られた資源を、あっという間に再生不可能な形にしてしまうよ
うな無駄な使い方はやめなければなりません。

 再生可能な資源を有効活用すること、資源の使う量を減らすこと、 資源を新し
く作ること。

 こういう使い方が求められます。

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<strong>竹製品を買う </strong>

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2009年5月2日土曜日

グリーン・ニューディール

モノに溢れた現代の日本では、何かを手に入れたいと思ったときにその選択肢が数
多くあります。

その中で一つを選ぶためには、何か基準が必要です。

それは人それぞれです。

価格が何よりも優先される人もいれば、デザインや作り手にこだわる方もいるで
しょう。

このとき、できるだけ製造から廃棄までのライフサイクルにおける資源の消費を少
なくしたり、健康に配慮された商品を選びたいという人をグリーンコンシューマー
とよび、購入時の基準を「グリーンコンシューマー十ヵ条」としてまとめていま
す。

グリーンコンシュマー十ヵ条は次のようなものです。

1.必要なものを必要な量だけ買う

2.使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ

3.包装はないものを最優先し、次に最小限のもの、容器は再使用できるものを選

4.作るとき、使うとき、捨てるとき、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ

5.化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ

6.自然と生物多様性を損なわないものを選ぶ

7.近くで生産・製造されたものを選ぶ

8.作る人に公正な分配が保証されるものを選ぶ

9.リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ

10.環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開しているメーカーや店を選ぶ

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<strong>川、池、緑の近くに住む </strong>

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ネガワット、願ワット?

ダイエットに取り組まれたご経験がありますか?

NHKの人気番組「ためしてガッテン」でブレークしたダイエット方法をご存知でしょ
うか?

非常にシンプルな方法だけど効果が高いと評判の方法です。


それは、「体重を毎日2回計ってグラフにつける」。

たったこれだけのことなのです。


ダイエットは食欲を抑えることがつらいもの。その「つらい」という気持ちがスト
レスになって、失敗に終わってしまいます。

そこで、グラフを毎日つけて、ダイエットの効果を「見える化」すると、「つら
い」が「快感」に変わっていくのだそうです。

体重よりもっとわかりにくいのが、CO2排出量です。

■2050年までに世界のCO2排出量を半減!!

■2050年には2005年と比較して60-80%の二酸化炭素削減!!

■2008年から2012年は1990年と比較して6%削減!!!

■国民は1日1キログラム削減!!!!

など多くのうたい文句がありますが、ピンときますか?


ご自分の過去や現在のCO2排出量がわからないのに、それを削減といってもピン
と来るわけがありません。

ご自分のCO2排出量を計算して、「見える化」する方法。

それが、<a href="http://www.ecoichi.com/book">環境家計簿</a>です。

ダイエットも家計簿も体重やお金を「見える化」する方法です。

環境家計簿では、毎月の電気やガスの使用量を入力することでCO2排出量が計算
できます。


記録式ダイエットのように、このCO2排出量を毎月「見える化」するだけ
で、CO2排出量が減っていくなら、やってみる価値があると思いませんか?


<a href="http://www.ecoichi.com">エコチャレ環境家計簿</a>

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<strong>太陽光充電の充電池を利用する </strong>

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