2009年10月20日火曜日

エコ・インパクト!

既存のヒートポンプ利用には大きな障壁があります。

ヒートポンプ自体は高効率で、【10】の電力で【30】の熱を作れるのです
が、問題は、【10】の電力を作るのに、現行の発電方式や送電・配電網を利用す
ると、【30】の一次エネルギー源が必要であるということです。

発電所や送電・配電のうちに、【30】のエネルギー源のうち【20】が失われて
しまいます。

つまりトータルで考えれば、【30】の一次エネルギー源を使って、【30】の熱
を作っているだけで、ヒートポンプの頑張りを、発電・送電で帳消しにしてしまっ
ているのです。


やはりネックは、発電・送電にあります。


発電所では発電に伴い、大量の廃熱が生まれますが、これを利用することができず
に捨てていて、一方で生み出された電気で熱をさらに作っていることが、そもそも
矛盾しているのです。

100

発電所40   〜60の熱を廃棄

送電・配電   〜10の熱を廃棄

家庭30

ヒートポンプ機器90〜60の熱を大気熱から獲得

ヒートポンプのさらなる技術向上で、得られる熱を増やすことはできるようになる
でしょうが、現在のエネルギー利用社会の問題の根は発電にあるように思います。


これを解決するには、やはり【エネルギーの地産地消】です。


太陽光発電や風力発電、地熱発電などの再生可能エネルギーで電力を生み出し、こ
の電力でヒートポンプ機器を動かせば、さらに大気の熱も有効利用できるようにな
ります。


このような電気と熱の有効利用が社会全体の仕掛けとして
必要になってくると考えています。

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エコ・スピード

ヒートポンプは大気を圧縮して温度を高めることができますので、小さな電力で大
きな熱を作ることができることが特徴でした。

自然の熱を非常に有効活用できるので、再生可能エネルギーとも考えられます。

日本の家庭のエネルギー需要のうち、1/4が冷暖房、1/3が給湯に使われてい
ますので、あわせて6割が熱利用です。

この熱利用の部分にヒートポンプを使うことができます。

エアコン、給湯に加え、温水床暖房などがヒートポンプの適用範囲です。

これらをヒートポンプ利用に変えた場合には、およそ1億トンものCO2削減効果があ
ると、財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターが発表しています。

産業部門でのCO2削減分(三千万トン)とあわせると、日本の総排出量の約10%を
削減することができます。

そのほかにも、冷蔵庫、洗濯乾燥機、食器乾燥機にも使えますし、自動販売機やビ
ニールハウスなどでも使えるでしょうから、ポテンシャルの高い技術です。


すでに技術は開発済みなのですが、課題は「普及」です。

ヒートポンプは大気の熱を利用しますから、気温が変わっても、部屋の温度やお湯
の温度が一定になるようにコントロールすることや圧縮機(コンプレッサー)のサ
イズや振動制御に技術的な課題があり、簡便なガス給湯器や電気ヒーターと比べて
費用が高額になってしまいます。

(地球の裏側から枯渇する資源が安価であることがそもそもおかしいのですが)

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地球の呼吸を感じて

インターネットとは小さなネットワーク同士が、標準化された仕様をもとにつなが
りあうことで、大きなネットワークを作り出しています。

 私たち利用者は、小さなネットワークへの接続料金を支払うだけで、世界中の多
くのネットワークのサーバーにアクセスすることができます。

 小さなネットワークが数多く連結している分散型ネットワークは柔軟性が高
く、コストも安く済ませられることができるのです。


 同じように、小さな発電所と配電網に地域の利用者を組み合わせたネットワーク
をつなげていくのが、分散型電力網といえます。

 この分散型電力網に、IT技術を組み合わせたものがスマートグリッドと呼ばれ
ています。

 ○ 分散型電力網のメリット
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 分散型にすることでどういうメリットがあるのでしょうか?
 7つにまとめます。

 1)エネルギー源の多様性

 2)建設コストが小さい

3)ランニングコストが小さい

 4)柔軟性が高い

5)熱の有効活用ができる

6)需要のリアルタイムの把握

 7)環境への配慮

 1)エネルギー源の多様性
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 分散電力網では、小さな発電所を組み合わせることができます。

 地域にあわせて、火力や原子力だけでなく、水力や太陽光、太陽熱、地熱、風力
などの発電所を組み合わせることができますので、エネルギー源の多様性が増しま
す。

 さらに、近年開発が盛んな蓄電設備も小規模なものを組み合わせることで、個々
の発電所の出力変動を安定化させることができます。

 自然エネルギー発電は信頼性の面で不安が残っているということが言われていま
すが、現在の原子力発電の信頼性の低さと比べたらそれほど差異はないのではない
でしょうか?

 2)建設コストが小さい
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 小さな発電所は建設コストが小さくて済みます。

 建設コストが小さくて済むということは、大規模事業者でなくても参入すること
が可能です。

 大規模な発電プラントを建設するには、機械や建設部材の調達が複雑になり、設
計や建設管理に大きな費用がかかります。

 建設コストが大きいと万一のための保険も膨大になります。

 小さな発電所はリスクが小さく、建設管理コストも保険も小さくできます。

 原子力発電のような非常に高リスクの発電所の建設となるとさまざまな形で巨額
の費用が動きます。

 原発では企業が負担する建設費用のほかに、さまざまな形で国費が使われてお
り、その隠された費用も含めれば、自然エネルギーの方がよほどコストが小さく済
むのではないかともいわれています。

3)ランニングコストが小さい
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 大規模な発電所では一度建設してしまえば、大電力を安価に作れるために、ラン
ニングコストが安くなるというメリットがあります。

 しかし、もし障害が一度でも発生するとそのコスト損失は大きなものになり、そ
の損失がランニングコストに跳ね返ります。

 また小さな発電所で構築される分散電力網では、管理に必要なコストは小さ
く、配送コストも小さく、さらに、メンテナンスで必要となる機器のコストも人件
費も小さく済みます。

 また分散電力網では、発電量や増減、原料やランニングコストの変動に応じ
て、発電所の出力調整を細やかにすることで、価格変動を抑えることもできるよう
になります。


 4)柔軟性が高い
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 大規模発電所は建設にも長い期間がかかります。計画から建設・サービスインま
での期間の間に需要が大幅に増えたり、減ったとしても、変化に対応することはで
きません。

 また、もし大規模発電所に障害が発生したら、失った発電量を支えるだけの代替
発電所が必要になります。

 柏崎刈羽原発の停止が顕著な例です。原発が停止したために旧来の火力発電所を
フル出力にしないと間に合わないのです。

 一方、分散電力網における小さな発電所は、建設期間が短く、建設期間中に需要
が大幅に増減しても、迅速・柔軟に発電所の数を増減させることができます。

 もし、発電所の一つが故障したとしても、代替するのに時間がかかりません。

 小さな発電所を組み合わせた、分散型のほうが柔軟性があり、機動力を発揮でき
ます。


5)熱の有効活用ができる
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 大規模発電所による集約型電力網では、発電所と消費地が離れているために、発
電で発生する大量の廃熱を有効活用することが
 できません。

 発電所からは電気のみが送られ、家庭や工場ではその電気からまた熱を作るとい
う非効率なやり方です。

 分散型電力網の場合には、発電所と消費地が近くに来る(場合によっては住宅内
で発電と消費を行う)ため、発電で発生した廃熱をそのまま熱として利用すること
ができるようになります。

 熱は熱のまま利用するのが最も効果的です。


6)需要のリアルタイムの把握
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 分散型電力網に必須となるのが、IT技術の活用です。

 各家庭にスマートメータと呼ばれる、モニター兼制御機器を設置し、ネットワー
クに組み込まれます。

 このことで、全家庭のリアルタイムの利用状況がわかるようになり、利用状況に
あわせて発電量や蓄電量を細かに制御します。

 家庭内でも消費電力の見える化ができるようになるため、消費電力の削減に役立
てられます。


 さらに、制御機能も持ち、遠隔から家電製品を停止させたり、電力網の負荷が高
まるときには、運転停止に影響のない家電製品だけ停止させるといったことも可能
となります。


 これが、スマートグリッド(賢い電力網)といわれるものです。


 7)環境への配慮
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 分散電力網では自然エネルギーの導入が進むことから、電力の環境負荷が低下
し、環境価値が生まれてきます。

 また、一般的に大規模発電所より小さな発電所のほうが、建設において森林や海
岸を破壊することも無く、環境破壊も小さいため環境に配慮しながら電力をつく
り、使うというエコライフには適しています。

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<strong>食べ残しを減らす </strong>

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エコライフとエコハウス

エコライフ初心者にぴったりの方法はエコバッグですね。

多くのスーパーでもマイバッグを使った人にポイントをくれたり、
レジ袋が有料化されたりなど普及が進んでいます。

しかし、最近マイバッグを悪用した万引きが増えてきているそうです。


店を出るときにそのスーパーのレジ袋に入れていれば、買ったものと認識できます
が、

マイバッグに入っていると、レジを通したものかどうかがわからなくなって、グ
レーゾーンが生まれたことが、万引き急増の理由であるそうです。


私たちが目指す社会や、ライフスタイルを考える上で、単純に環境に配慮するだけ
ではなく、
人としてのモラルや、マナーなどといった面での教育やシステムから作っていかな
ければ
いけないのかなあ、と少し悲しくなります。

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<strong>洗車の回数を減らす </strong>

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エコライフのすすめ

26型液晶TV(消費電力120W)を1日4時間使うと、消費電力量は

 120W×4時間=480Wh

門灯(消費電力40W)を1日12時間使うと、消費電力量は

 40W×12時間=480Wh

どちらも消費電力量は同じで、CO2排出量は約195gとなります。


門灯や玄関灯などはあまり気づかないところで、かなりの電力を消費し、CO2を出し
ているのです。


CO2を減らそうと思ったら、目の前にあるものにはすぐ気づけますが
目の届かないところにも「電気泥棒」は潜んでいます。

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<strong>エコビレッジに住むことを考える </strong>

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シンクタンクからドゥイングタンクへ

一昔前か二昔前の日本であれば、日々の生活と食料の生産は近い関係に
ありました。


 【生活−生産者−自然】

 【生活−店−生産者−自然】


くらいの関係でした。

食事を食べるときに生産者の顔が見えるくらいの関係です。

ところが、物流が高度化し、サービス業が増え、経済力が高まり、
食料の輸入率が増えてくると、この関係はどんどん離れてしまい、


 【生活−店(接客)−店(調理)−流通−商社−加工業−生産者−自然】


くらいにまで遠くなってしまいました。


昔であれば、わざわざ教えなくても、「いただきます」といえば、
食料を育んだ自然や農業や畜産業の方、そして食事を作ってくれる親に
感謝するということが、肌身で感じられたのでしょう。


ところが、現代では、食料がどうやって、誰に作られているのか
どうやって運ばれて、どうやって調理されて目の前の食事ができて
いるのか、まるきりわかりません。


「いだだきます」で怒る親は、社会の変化と教育の遅れによって
生み出されたのではないでしょうか。


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<strong>住宅でどこから熱が出て、どこから熱が逃げるかを知る </strong>

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エコに関するバッドループ

中国の二酸化炭素排出量が世界第一位になったというニュースが報道されていまし
た。

世界の排出量の約2割が中国と米国、一方日本はわずか5%です。


これを見て、「いくら日本ががんばっても意味がない」とおっしゃる方がいます。


はたして本当にそうでしょうか?


私たちの身の回りには中国産の商品があふれ始めています。


最近では、「この商品は中国でないと作れないんです。」という言葉も聞かれま
す。

中国は世界の工場となり、日本を始め多くの国々の生活水準向上のために二酸化炭
素を出して、製造にまい進しています。

私たちが中国に物を作ってもらっているのに、そこで出る二酸化炭素は中国の問題
だ、というのは身勝手に感じます。

私たちが、安い商品より低炭素な商品を求める努力が必要なのだと感じています。


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<strong>どの電化製品が二酸化炭素を出しているの? </strong>

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