では、日本のエネルギー自給率はどのくらいかご存知でしょうか?
実はわずか4%しかありません。
日本には石油や石炭、天然ガスなどがなく、エネルギーのほとんどを
輸入に頼っています。
自給できているのは水力だけです。
そのため、日本では輸入エネルギーを大切に使おうと、
エネルギー効率を高める技術開発が行われてきました。
でも、ふと思うことがあります。
もし、輸入に頼らずにエネルギーを作り出す技術開発を
もっとすすめたら、今頃どうなっていたのだろうかと。
石油や石炭、天然ガスには及ばなくても、私たちの身の回りには
多くのエネルギーがあります。
本当にあるんですよ。
水力、風力、太陽光、太陽熱、薪、バイオガス、温泉、、、、
などなどです。
江戸時代は薪や菜種油、馬や牛がエネルギー源でした。
小さな力で大きなものを動かすような機械もありました。
オランダでは水力を利用して粉をひいていました。
中国やアジアの農村では、家畜の豚の糞尿から発生するメタンガス
をガスコンロに引いて、調理に使っているところもあります。
太陽光や太陽熱をエネルギー源にしている方もいるでしょう。
石油や石炭がないところや時代には、身近なエネルギー源を
うまく利用して生活にとりいれていたのです。
私たちには身近なエネルギー源があるのに、それを使う知恵を
どこかに置き忘れてしまっただけなのです。
エネルギーは誰かから買うものだと思っていませんか?
そこで、今回のチャレンジは「身近なエネルギーを探そう」です。
あなたの生活のエネルギー自給率はどのくらいでしょう?
身近なエネルギーを探して、暮らしに取り入れてはいかがですか?
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