2009年1月31日土曜日

省エネライフ、エコライフ、ロハスライフ

環境家計簿とは

家庭ではさまざまな形でエネルギーが使われます。電気、ガス、水道、ガソリ
ン、灯油など。。

これらすべてが環境に影響を与える二酸化炭素を出しているのですが、

どれをどのように削減していけばいいのか、

あるいは、削減されたのかということは、

毎月の使用量明細を見ていても、非常にわかりにくいものです。


そこで、二酸化炭素排出量をものさしとして、毎月の排出量がどうなっているのか
をわかりやすく見せてくれるのが、
環境家計簿です。


環境家計簿で何がわかる?

環境家計簿は電気代やガス代の明細に記入されている「使用量」を入力すれば、自
動的に二酸化炭素量を計算してくれます。

・今月の二酸化炭素排出量がいくらだったか?
・先月と比べてどうか?
・昨年と比べてどうか?
・他の人と比べてどうか?
・同じような住まいの方と比べてどうか?
・エネルギー別で比較するとどうか?

などの複数の視点で見ることで、二酸化炭素を削減するには、何を目標とすればよ
いかが見えてきます。

また、効果を予想しながらいろいろとエコ対策をやってみた結果、どうだったかす
ぐにわかります。

毎月の楽しみが増えますよ。

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<strong>使い終わった電池を回収ルートにのせる </strong>

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2009年1月30日金曜日

あなたの暮らしをエコ治療

近年、自分の価値観や意図と合致した案件にお金を流す新しい考え方ができつつあ
ります。


新しい考え方の一つで、著名なものは、<a
href="http://www.gatesfoundation.org/Pages/home.aspx" target="_blank">ビ
ル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団</a>です。

ビル・ゲイツ、マイクロソフトの創業者で個人資産5兆円を持つ世界の大富豪
は、今年ビジネス界を退き、世界最高規模の慈善団体の運営に集中することを表明
しています。

すでに医療、貧困、教育の分野で世界中で多額の活動を行っています。


ゲイツ財団の場合には寄付の意味合いが大きいとは思いますが、自分の資産を誰か
に任せるのでなく、直接社会に貢献するものに投資していくという姿勢が新しいで
しょう。


ビル・ゲイツは資産があるからそんなことができるんだ。

とお考えかもしれません。

しかし、ゲイツ財団の資金は3兆円。

日本の個人金融資産 1,500兆円から見ればわずかなものです。

私たちは「自分の資金の方向性を明確にする」だけで、世界を大きく変える力を
持っているのです。

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<strong>冷蔵庫に物を詰め込みすぎない </strong>

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地球の呼吸を感じて

日本の政府、電力会社の自然エネルギー目標は信じられないほど低いものです。

2020年までに米国は自然エネルギーを15%まで増やすことを目標にしています。

お隣の中国では2020年までに21%、ドイツでは2030年までに45%です。

ところが日本では、2014年までにわずか「1.6%」という目標があるだけなのです。

これは目標とは言えないでしょう。


私たち国民が、自然エネルギーを導入してほしいんだ、という声を現実に見せつけ
なければなりません。

見せつけるには、「グリーン電力基金」は面白い仕組みです。


現在、0.08%の加入率が100倍の8%まで広がったとしたら、いったいどれだけのお
金が集まると思いますか?

年間で300億円弱のお金になります。

各電力会社は集まったお金と同額程度の寄付をすると宣言しています。

毎年300億円も寄付することになったら、電力会社はびびるでしょう。


電力会社の寄付とあわせて毎年600億円の資金が自然エネルギーに投資されれば、国
もびびるでしょう。

1.6%なんてふざけた目標は訂正されるでしょう。

毎月500円。コーヒー2杯分。アルバイトで30分程度。

できない話じゃない。

ひとりひとりのワンコインが国を変えられるのです。

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<strong>エコドライブをする </strong>

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世界をよくするために

最近都市部では「トラック広告」が増えています。

巨大な広告を側面に貼った大型トラックが繁華街を走っているのです。

繁華街の渋滞でトラックはゆっくりとしか動けませんから、歩行者の目を惹きつけ
るには素晴らしい広告手段です。

ところが、このトラックは運転手以外乗せていません。

エネルギー消費、二酸化炭素排出の観点から見れば、愚の骨頂です。

広告が「エネルギー消費を減らしましょう」などであればまだましですが、ネオン
サインと同様、街の景観も損ねますし、倫理観を感じられません。

みんなで少しづつマナーを守って走行している横で、マフラーを破った暴走族が轟
音と排ガスを撒き散らしていることとなんら変わりません。

環境面、街づくり面の両方を管理している政府や自治体はこういう業務に規制をか
けるべきだと思います。

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<strong>新聞をやめて、ネットで読む </strong>

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2009年1月29日木曜日

エコ・コンセプト

私たちの食料のうち国産の割合(カロリーベース)を示す「食料自給率」は1960年代
には8割近くだったのですが、その後減少の一途をたどって
います。

なんと現在の食料自給率は、約40%。

日本の食料の6割以上は海外からの輸入に頼っているのです。

特に自給率が低いのは「とうもろこし」「大豆」「大麦」「小麦」など価格が重要
視される飼料用です。

国産の豚や牛であっても、その飼料はほとんどが輸入に頼っています。


輸入に頼るということは、食料が長い距離を旅していますから、輸送時にトラック
だけでなく、船や飛行機を使います。

この輸送距離が長ければ長いほど環境負荷が高まってしまいます。

そこで、輸入相手国からの輸入量と距離を乗じたものを、フードマイレージとし
て、環境負荷の指標としています。

日本の食品別のフードマイレージについては、「大地を守る会」の「フードマイ
レージキャンペーン」HPにて、わかりやすくまとめられています。

<a href="http://www.food-mileage.com/" target="_blank">フードマイレージキャ
ンペーン http://www.food-mileage.com/</a>


2001年の食料輸入について、農林水産省でフードマイレージの調査がなされていま
す。

これによると、日本のフードマイレージは9,000億トン・キロメートル。

2位の韓国は3,000億トン・キロメートルですから、ダントツの世界一です。まった
く自慢できるものではありませんが。。

内容を見ると米国やオーストラリアから大量の穀物を輸入しており、その量と距離
で他の国を凌駕しています。これが、フードマイレージを世界最長にしている理由
です。


ただし、フードマイレージは、あくまで「量と距離の掛け算」です。

船舶より飛行機を使ったほうが環境負荷は高いですが、このことは考慮されていま
せん。

また、最近の報告では、国産小麦の方が輸入小麦より環境負荷が大きいとされてい
ます。

国産の場合小麦の乾燥に大量の重油が使われているため、この負荷が、輸送の負荷
を超えてしまうのです。

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<strong>洗車の回数を減らす </strong>

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2009年1月28日水曜日

ネガワット、願ワット?

国の経済の指標「GDP(国内総生産)」が拡大し、成長することが「良いこと」とされ
て久しくなっています。

GDPは国内の経済が新たに生み出した「付加価値」。

GDPが大きくなればそれだけ各企業が潤い、企業が潤えば、国民が潤う。

だから、GDPが成長すれば豊かな国になる、というのがその論理です。

わかりやすい指標だけあって、物事の尺度のように使われています。

「GDP成長率はいくらだ」「GDPに与える影響はxxx」などなど。


しかし、このGDPにはいくつかの問題が指摘されています。

まず、GDPには家庭での仕事に対する価値が入っていません。

家事や子育てや、福祉、家庭内コミュニケーションなど、金銭を伴わない仕事に対
する価値が入らないのです。

ボランティアも入りません。


逆に社会的や環境的に「悪」と考えられることでも、GDPに入ります。

大量に死傷者が出るような事故で、医療機関が動いたり、地震や火事で建設・土木
企業が修復工事をしたり、あるいは食事を使いまわして食べさせても、GDPにカウン
トされます。

企業が利潤を重視して公害をだし、その公害対策で莫大な費用がかかってもGDPは増
えます。


GDPが増えても、幸せな人が増えるとは決していえないのです。

むしろ、GDP偏重になると、不幸な人を増やすだけかもしれません。

(倫理観や節操がなくなった現代では余計にそう思えます)

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<strong>太陽光充電の充電池を利用する </strong>

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世界をよくするために

飛行機に乗ったときのCO2排出量はどのくらいになるのでしょう。

ご存知でしょうか?


航空機(旅客)の場合、使用したジェット燃料の量を元に排出量が決まります。

GIO 温室効果ガスインベントリオフィスによれば、ジェット燃料の排出係数
は、「2.45kg-CO2/リットル」です。

http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html

国内の航空輸送統計によれば、輸送実績は、851億人・キロメートルで、消費燃料が
444万キロリットルですから、

計算しやすい単位「g-CO2/人キロ」にすると、「128 g-CO2/人・キロメートル」と
なります。

飛行機で1キロ移動すると一人当たり128グラムのCO2が排出されていることになりま
す。

自動車の排出量が 165 g-CO2/人キロ、新幹線の排出量が 22 g-CO2/人キロですか
ら、

自動車に乗るよりは少なくできますが、新幹線と比べると多大なCO2を排出している
ことになります。

ただし飛行機では他の輸送機関と比べて、距離が多くなりますから

羽田 - 大阪往復 1,028km 132kg
羽田 - 札幌往復 1,788km 229kg
羽田 - 那覇往復 3,374km 432kg

となります。

年間の一家庭のテレビとエアコンの排出量がおおよそ150kg と 400kg ですから、そ
の大きさがわかると思います。

もし家庭で出せる二酸化炭素量が制限されていたとすれば、1年間テレビをあきら
めるか、1回だけ国内旅行に行くか、あなたはどちらを選びますか?

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<strong>洗濯機の乾燥機は使わない </strong>

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