ご存知でしょうか?
航空機(旅客)の場合、使用したジェット燃料の量を元に排出量が決まります。
GIO 温室効果ガスインベントリオフィスによれば、ジェット燃料の排出係数
は、「2.45kg-CO2/リットル」です。
http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html
国内の航空輸送統計によれば、輸送実績は、851億人・キロメートルで、消費燃料が
444万キロリットルですから、
計算しやすい単位「g-CO2/人キロ」にすると、「128 g-CO2/人・キロメートル」と
なります。
飛行機で1キロ移動すると一人当たり128グラムのCO2が排出されていることになりま
す。
自動車の排出量が 165 g-CO2/人キロ、新幹線の排出量が 22 g-CO2/人キロですか
ら、
自動車に乗るよりは少なくできますが、新幹線と比べると多大なCO2を排出している
ことになります。
ただし飛行機では他の輸送機関と比べて、距離が多くなりますから
羽田 - 大阪往復 1,028km 132kg
羽田 - 札幌往復 1,788km 229kg
羽田 - 那覇往復 3,374km 432kg
となります。
年間の一家庭のテレビとエアコンの排出量がおおよそ150kg と 400kg ですから、そ
の大きさがわかると思います。
もし家庭で出せる二酸化炭素量が制限されていたとすれば、1年間テレビをあきら
めるか、1回だけ国内旅行に行くか、あなたはどちらを選びますか?
<strong>洗濯機の乾燥機は使わない </strong>