ウォーター、水道水、湯冷ましの4種類を目隠しで飲ませ、どれが最もおいしいと
判断するかという実験です。
結果は、
<table><tr><td>1位</td><td>国産ミネラルウォーター</td><td>41%</td></tr>
<tr><td>2位</td><td>湯冷まし</td><td>36%</td></tr>
<tr><td>3位</td><td>輸入ミネラルウォーター</td><td>14%</td></tr>
<tr><td>4位</td><td>水道水</td><td>9%</td></tr></table>
でした。注目すべきは2位の湯冷ましです。
いったん水道水を沸騰させる、つまり塩素を除けば、おいしくなるということで
す。
同じようなことが、違うデータでも証明されます。
過去に当時の厚生省が「おいしい水」の条件を出しています。
水温、残留塩素、硬度、蒸発残留物、過マンガン酸カリウム消費量、遊離炭酸、臭
気度
これらのうち、一般の水道水でおいしくない領域にあるのは、「水温」と「残留塩
素」です。
つまり、水道水から「塩素」を取り除いて「冷やせば」、おいしい水になるので
す。
塩素を取り除いて冷やすのであれば、方法は3つあります。
(1)浄水器を使う
(2)水がめで汲み置きする
(3)煮沸する
煮沸の場合には微量ですが発がん性のトリハロメタンが発生するために、沸騰して
からさらに10分ほど煮沸を続ける必要があるそうです。
煮沸はガスや電気のエネルギーを使いますから、(1)や(2)の方法が環境に最
も配慮した方法ですね。
夜寝る前に、水がめに置いて、朝に汲んで、冷蔵庫で少し冷やす。
これだけでおいしい水になるのなら、やってみたいと思いませんか?
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