ます。
電気やガソリンの源になっているエネルギーは何でしょう?
石油、石炭、天然ガス、原子力、水力、風力、地熱、太陽光などです。
私たちは地球の資源から得られる一次エネルギーを電気や熱などの二次エネルギー
に変換して消費しています。
2006年の一次エネルギーの内訳は、次のようになっています。
<table><tr><td>石油</td><td>47.1%</td></tr>
<tr><td>石炭</td><td>20.5%</td></tr>
<tr><td>天然ガス</td><td>15.2%</td></tr>
<tr><td>原子力</td><td>11.2%</td></tr>
<tr><td>水力</td><td>3.2%</td></tr>
<tr><td>再生可能(*)</td><td>2.9%</td></tr>
(*)風力、太陽光、太陽熱、バイオマス、廃棄物など
石油、石炭、天然ガス、原子力(ウラン)は国内にはほとんどありませんので、海外
で産出されたものを大枚で購入し、船で運んできています。
一次エネルギーの4割は発電の燃料となり、電気に変換されます。
このときにどのくらいのエネルギーが電気に変わるかご存知ですか?
日本の発電所の熱効率は世界トップクラスです。
少し想像してみてください。
(1)20% 以下
(2)20 - 30%
(3)30 - 40%
(4)40 - 50%
(5)50 - 60%
(6)60 - 70%
(7)70 - 80%
(8)80 - 90%
(9)90% 以上
正解は、
(4)。たったの 41% です。
残りの59% は?
熱として排出されてしまっています。
電気エネルギーも光や熱や、動力に変わりますが、当然損失が発生します。
電球を持ったら、よくわかります。
電気はほとんど光に変わらず、熱になって放出されています。
ガソリンも同じです。
自動車の熱効率は20-30%にしか過ぎません。
70-80%は無駄に捨てられています。
実は、日本の一次エネルギーのうち、有効利用されるエネルギーはたったの、36.5%
です。
6割以上は捨てているのです。
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