として手に入れたことを証明する証書です。
同じように使える電源タップが部屋に3つあるとします。
1つ目は、火力発電で得られた電気。
2つ目は、原子力発電で得られた電気。
3つ目は、風力、太陽光などの自然エネルギー発電で得られた電気。
もし値段が同じなら、ほとんどの人が3つ目のタップにコンセントを挿します。
挿すと信じています(笑)。
たとえ少し価格が高くても、3つ目を使うよ。という方も多いのではないかと思い
ます。
実際には発電施設と利用箇所の拠点の問題や電力系統(線)の問題で直接電気を得
ることは難しい。
そこで、仮想的に得られるようにしたのが、グリーン電力証書です。
第三者の認証機関がグリーン電力の発電量を管理し、電力証書に割り当て配布しま
すので、電力証書を持っていれば、間違いなくどこかの風力発電所や太陽光発電所
で作られた電力だということになるのです。
グリーン電力証書は、通常の電気代とは別にグリーン価値に対して上乗せの料金を
払うことで手に入れられます。
価格は発電タイプにより異なりますが、1kwhあたり4円から15円程度です。(契
約量や期間により変動します)
利用者が負担した上乗せ分は、発電所側に付与され、投資の回収に使われます。
最近イベントなどでは「本イベントで使われる電力は100%グリーン電力で賄わ
れています」とか、「グリーンゲーム」などと宣伝されていることが増えました。
これは、イベントの開催者が「グリーン電力証書」を買っているのです。
<strong>使い終わった電池を回収ルートにのせる </strong>