1人を1キロメートル運ぶのに排出する二酸化炭素は、次のようになっています。
<table><tr><td>タクシー
</td><td>389g-CO2</td><td>|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||</td></tr>
<tr><td>自家用乗用車</td><td>173g-CO</td><td>2|||||||||||||||||</td></tr>
<tr><td>航空機</td><td>111g-CO2</td><td>|||||||||||</td></tr>
<tr><td>バス</td><td>51g-CO2</td><td>|||||</td></tr>
<tr><td>鉄道</td><td>19g-CO2</td><td>||</td></tr></table>
タクシーは乗せる人数が少ないために、もっともエネルギーを浪費
していることになります。
一方鉄道は1回の移動に載せる人数が多いために、エネルギー効率
のいい移動方法であるということになるのです。
先ほどのデータは旅客データですが、貨物に関しても同様の結果が得られていま
す。
こちらは1トンの荷物を1キロメートル運ぶのに排出する二酸化炭素量です。
<table><tr><td>営業用貨物車</td><td>153g-CO2</td></tr>
<tr><td>船舶</td><td>38g-CO2</td></tr>
<tr><td>鉄道</td><td>21g-CO2</td></tr>
荷物を運ぶ方法といって私たちがすぐに思いつくものはなんでしょう?
一番目に付くこともあるのでしょうが、やはりトラックです。
営業のやりやすさ、配送時間の融通、トラックでも2日もあれば北海道から鹿児島
までいけるくらいの狭い国土などが、その原因でしょうが、エネルギーの消費の多
い方法が主流になってしまっています。
そこで、できる限りトラックをつかわずに鉄道や船舶を使うように移動方法を転換
する試み(モーダルシフト)が行われるようになっています。
残念ながら、旅客では、シフトするアイデアはあっても、その選択は個人にゆだね
られているのです。
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